近頃のカンナビノイド市場で人気急上昇中なのが、レアカンナビノイドのひとつであるCBN(カンナビノール)商品です。「CBNがいったいどのようなものなのか、なぜ話題を集めているのか気になっている」という方も多いのではないでしょうか。CBNが持つ特徴やCBD(カンナビジオール)との違い、その人気の理由や摂取におすすめのシチュエーションについても紹介していきます。

■ CBNの成り立ち
CBN(カンナビノール)はTHC(テトラヒドロカンナビノール)が酸素や光、そして温度にさらされることで生成するカンナビノイドです。麻に含まれるカンナビノイドは、CBDやTHC以外にも100種類以上あるとされています。CBDやTHCが主要カンナビノイドと呼ばれる一方で、CBNはその含有量の低さからレア(希少)カンナビノイドと呼ばれています。ヘンプからとれるCBNの割合は非常に少なく、全体のおよそ1%未満です。あまり知られていないことかもしれませんが、CBNは1889年に一番初めに発見されたカンナビノイドで、CBDやTHCと並ぶ「三大カンナビノイド」のひとつとされているのです。しかしながら、THCやCBDほど研究が進んでおらず、まだわからない部分が多いカンナビノイドのひとつでもあります。

■ CBNとCBDの違い
CBNとCBDでは、体内での働き方に違いがあります。CBNは、脳内を中心に存在するCB1受容体と、体内のいたるところに存在するCB2受容体とに直接働きかけるといわれています。CBDはセロトニン受容体に直接働きかけますが、CB1受容体、CB2受容体には働きかけません。また、CBNの方がテルペン(香り成分)との相性がより良いと言われており、複数の成分を合わせて使うことが推奨されています。

■ CBNの特徴と人気の秘密
THCは、独特の活性物質を含んでいるためレクリエーション用途の需要も大きいカンナビノイドです。しかし、日本国内では使用できず、アメリカなど諸外国においても多くの地域で使用が制限されています。CBDはその点でTHCと異なるため、幅広い層から支持が得られました。CBNは、CBDと同様に日本でも購入や使用が可能ですが、CB1受容体とCB2受容体の両方に直接働きかける点で、レクリエーション用途としても期待される独自の立ち位置を持っています。実際に「CBDとは違った感覚が得られる」というユーザーの声がSNSなどでも多く見られます。ここがポイントで「合法だが、レクリエーションとしての用途も可能」という点が、CBNの人気や注目度が高い理由なのです。

■ CBNを摂取するおすすめのタイミング
CBNは前述のとおり、CB1受容体にもCB2受容体にも直接作用するため、CBDとは異なる働きをします。CBNを摂取するおすすめのシチュエーションをお伝えします。
・イライラ、または興奮してしまうとき
・食欲が湧かないとき
・おやすみ前のリラックスタイムに
・レクリエーション目的で、仕事後のくつろぎタイムや気の置けない仲間と集まるときなどに

■ まとめ
レアカンナビノイドのひとつCBNは、CB1受容体にもCB2受容体にも直接働きかける点においてCBDとは異なる性質を持っています。希少なため、研究があまり進んでいない点が課題ですが、レクリエーション用途としても大きな期待が寄せられています。ご自身に合ったアイテムで、ぜひCBDなど他の成分と合わせて試してみてください。

ブログ:ガイド第1章 CBDとは何か
ブログ:CBDにテルペンを加える理由

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